面接サポーター

面接サポーター

会社が採用選考をする際には、面接をすることが一般的です。履歴書や適性検査だけでは、その人自身は分かりづらいためです。
ここでは、採用面接を受ける上での一般的な注意点をあげます。

面接で見られるポイント

面接で見られているポイントは、主に「能力」「意欲」「適応性」の3つであるといわれます。面接は自分の売り込み・PRの場ですので、この3点でよい印象をもってもらうようにこころがけましょう。

「能力」について

その仕事ができる技能や経験などがあるか。
自分の今までのキャリア・スキル・資格などについては、職務経歴書にまとめておくとよいでしょう。
その上で、自分の能力をその会社でいかに生かせるかをアピールします。
未経験の職種に応募する場合には、技能や資格を身につけるために勉強したことや、自分の性格や能力を生かせそうなことなどを、具体的にアピールするとよいでしょう。

理解力・表現力はあるか
問われた内容について、的確に答えるためには、事前の下準備が必要です。
履歴書・職務経歴書に書いた内容や、その他尋ねられそうな内容については、前もって答えを用意しておきましょう。
緊張すると、早口になるくせがある人は、普段よりもゆっくりと話すようにこころがけてみましょう。
その方が、落ち着いた印象になりますし、考えをまとめながら話すことができます。

「意欲」について

志望理由は何か
なぜ、その会社、その職種を志望したのかという理由について、自分の言葉でアピールしましょう。
できれば、今までの経験の中での具体的なエピソードなどもまじえて話をするとよいでしょう。

やる気はあるか

「意欲的」「やる気がある」という印象をもってもらうためには、言葉以外のメッセージ(姿勢・表情・声の調子・服装など)も重要です。
背筋を伸ばしたきちんとした姿勢、明るい表情、適切な音量ではっきりした声をこころがけましょう。また、清潔感のある服装や髪型をするようにしましょう。

「適応性」について

周囲と協調していけるか
人付き合いが悪く無愛想な人や、他人の意見を聞かない横柄な人は、チームワークを組んで仕事をしていく上で、適さないと思われることがあります。
協調性のある、付き合いやすい人という印象をもってもらうためにも、言葉だけでなく、身だしなみやマナー、姿勢や表情などが重要です。

仕事を続けていけるか
特に、正社員採用の場合には、この先、長期にわたって働けるのかどうかもチェックされています。継続的にがんばっていきたい、という姿勢をアピールしましょう。

印象を決めるポイント

採用面接は、短時間で行われますので、第一印象が大きく影響します。 第一印象を決めるポイントとして、以下の点に注意しておきましょう。

服装 清潔感のある服装。靴・髪・顔・かばんなど身だしなみにも注意。
表情 明るい表情を心がける。自信なさげや不機嫌そうに見える人は特に注意。
姿勢 背筋を伸ばしてあごをひく。椅子には深く腰かけすぎない。
姿勢 きょろきょろせず、相手の顔を見る。
相手に届く適切な大きさの声で、ゆっくり語尾まではっきり話す。

多少の緊張は当然ですし、緊張感がないよりは、かえって好印象になります。
緊張しないようにと思うよりは、その時に、悪い「くせ」が出てしまわないように気をつけましょう。

面接の流れ

面接の流れの基本パターンを示します。

1.受付
「採用面接に参りました、○○◇◇と申します。」順番を待つ間も、落ち着いて静かに。会社に一歩入った時点から、面接は始まっています。

2.入室
ノック2~3回

「どうぞ」という声で、「失礼します」。ドアを開けて入室。

横向きになり、ノブを持ち替え、静かに閉める。

いすの横まで進み、「○○◇◇です。よろしくお願いします」と一礼。

「どうぞ」と言われてから着席。

3.面接中

  • ・質問されたことに、的確に答える。長々と話したり、一言だけですませるのではなく、焦点を絞りまとめて答える。
  • ・すぐに答えが出てこない時には、黙り込むのではなく、 「はい、前職を辞めた理由ですが・・・」など、話しながら考える。
  • ・質問の意味がわからない時、聞き取れないときには、 「すみませんが、もう一度お願いします」とはっきり聞き返す。
  • ・業務内容などについての疑問点は、最後に質問する。

4.退室
立ち上がり、静かにいすの横に出る。

「ありがとうございました。よろしくお願いします」と一礼。

ドアを開けたら向き直り、「失礼します」と軽い礼をしながら閉める。
(または、「失礼します」と一礼してから、ドアを開け退室)
細かな点は、状況によっても変わってきますので、これだけが正しいやり方というわけではありません。
ひとつひとつの動作を、きっちりと行うように注意しましょう。

マイナスイメージとなるくせ

「くせ」として出がちなことには、特に注意しましょう。
練習をして、身近な人に見てもらうとよいでしょう。

  • ・話しながらの手遊び
  • ・髪をかきあげたり、顔をさわったりする
  • ・足を組んで座る
  • ・ぼそぼそとした小さな声
  • ・きょろきょろした視線
  • ・考えるとき、目が宙をさまよう
  • ・時計をちらちら見る
  • ・オーバーアクション

よく聞かれる質問

採用面接でよく問われる質問と、ポイントをあげます。的確に答えられるように、あらかじめ内容を考えておきましょう。
当社を希望された理由は何ですか。 なぜその会社・職種なのか、まとめて伝えます。
条件面よりは、仕事自体のやりがいや、能力を生かせる点を強調したほうがよいでしょう。
特に、今までの職歴と異なる職種を希望する場合や、フリーターから正社員をめざす場合などは、方向転換の理由を相手が納得いくように伝えます。
当社に入社したら、どんな仕事がしたいですか。 その会社のイメージ、その会社で働いている自分のイメージを持っておくようにしましょう。
事前の情報収集が重要になります。
あなたの長所について自己PR をしてください。 能力や性格など、売り込める点を積極的にアピールします。
謙虚な姿勢も大事ですが、採用面接は、売り込み・プレゼンテーションの場ですので、短所を問われた時でも、裏返せば長所になる、克服すべく具体的な努力をしている、というようにプラスの方向で答えられるように。
これからの仕事に生かせること、貢献できることについてお話ください。 専門的な仕事に応募する場合は、何でもやります、頑張りますだけではなく、もう少し具体的に応募する仕事に近い部分で役立てることが可能な特技(技術、資格)、経験、指導力、仕事への姿勢を話します。
今までどんな仕事をして こられましたか。 履歴書や職務経歴書に書いた職歴については、よく質問されます。
過去の経歴で得たものを、次の職でいかに生かせるかを中心に、自己アピールの場として使いましょう。
前職を辞めた理由は何 ですか。仕事のブランクの期間何 をしてこられましたか。 離職期間が長い、転職が多い、正社員歴がないなど、あまり触れられたくない内容については、逆に問われる可能性が高いと考えたほうがよいでしょう。
言葉を濁したり、逃げたりするのではなく、ポジティブな方向での答え方を考えておきましょう。
「人間関係で辞めた」「能力がなくて解雇された」などの理由は、実際のことでも、あまり言わないほうがよい。
何か質問はありませんか 会社への質問はいくつか用意しておきましょう。
質問が「特にない」では、やる気を疑われてしまうことがあります。

最後に3つの注意

最後に、特に重要な注意点を3つあげます。

  • ・動作も言葉もはっきり・ゆっくり
  • ・相手を見る・背筋を伸ばす
  • ・志望動機は自分の言葉で

面接は、採否を決定する重要な鍵です。実力を出し切れるようがんばりましょう。

準備チェックリスト

前日まで

  1. 1.志望する会社の情報を集める(どんな会社か、どんな仕事か)。
  2. 2.その会社で働いている自分をイメージしてみる。
  3. 3.面接で話す内容を考えておく。
    • ・これまでの経歴
    • ・志望動機
    • ・自己アピール
    • ・質問したいこと
  4. 4. 道順や所要時間を確認する。

前日

  1. 1.持ち物のチェック。
    • ・履歴書・紹介状・印鑑など必要な物
    • ・筆記用具・メモ用紙
    • ・面接先の地図・連絡先
    • ・財布・携帯電話など
  2. 2.服装を決める。
  3. 3.道順を再確認。何時に出れば間に合うか。
  4. 4.夕刊とニュースをチェック。
  5. 5.面接で話す内容をもう一度練習する。(イメージトレーニング)

当日

  1. 1.早めに起きて、朝食をしっかり取る。
  2. 2.朝刊・朝のニュースにも目を通す。
  3. 3.身だしなみのチェック(服・靴・顔・髪・かばん)。
  4. 4.少し早めに出発(10 分前に着くように)。
  5. 5.遅れそうなとき、行けないときは、必ず連絡をする。